01 清瀧寺
住所:古賀市薦野665番地
瑠璃光山行基院と号します。前は長流山とのことです。
博多妙音院から高官成就院に属していました。以前は福岡松源院の末寺でした。
天平(神亀)年中行基の開祖といわれています。その後天平年中権僧正峯延が中興しました。その後諸堂焼け、廃絶しました。了観院の一寺が残っていたが、了観院も宝暦の頃、民家からの火災で類焼しましたが、立花(薦野氏)平左衛門増厚が再建しました。
本尊は阿弥陀如来です。
本堂に向かって左側に、毘沙門天と伝えられる木造の騎馬像が逗子の中に安置されています。
薦野天降神社や筵内熊野神社の別当寺でもありました。
釈迦誕生図、釈迦十六善神、釈迦涅槃図が所蔵されています。
以前、珍しい花摘み行事があるといわれています。
02 清滝 薬師様
住所:古賀市薦野669番地
入り口には、梵字を額に掲げたやや小さな石の鳥居があります。階段を上ると県指定のいすのきがあり、片隅に陰陽石があます。本尊には阿弥陀如来と脇侍日光・月光の両菩薩、十二神将が祭られています。本堂の左奥手前には鐘突堂があります。
03 若宮神社 通称:若宮八幡宮
住所:薦野1545番地
祭事:
・春祭り(卯の日祭、川祭り)★4月最初の卯の日
・天降神社で神事を行い、その後大根川の土手で、川祭りの神事を行う。
・秋祭り(九日くんち祭り)★10月9日
・若宮神社(八幡宮)にて、神事を行い、階段に「のぼり」を2本あげる。
以前は、境内の土俵で子ども会育成会による、子どもの相撲が行われていた。その昔は、青年相撲が行われていた。
04 八幡宮神社 通称:麦田八幡
住所:薦野1914番地
寶永3年(1706年)8月13日御鎮座。
05 菅原神社
住所:米多比1529番地
主祭神:菅原道真公
菅原道真公を主祭神とし宝暦十四天四月吉日に創建され、主に下米多比地区の氏子により今日に至るまで守られている。
鳥居をくぐり境内に入ると一対の狛犬が迎え入れてくれ拝殿・神殿へと続き、その神殿の左右脇には一対の石がある。
潮干珠:呪う力を持つ珠、潮を引かせる力を持つ玉
潮満珠:吐く力を持つ珠、潮を満たせる力を持つ玉
が鎮座し、災いから地域を守っていただいている。
梅の花を模った手水鉢が置かれ、「天神様」の趣が感じられる
祭事:元旦祭、祇園祭(7月)
他の祠:須賀神社、疫神社、大山神祇神社
06 須賀神社
住所:米多比583番地
主祭神:大己貴神、素盞鳴神、稲田姫神
急な傾斜の階段を143段上ると、山の尾根の先にあたり、周りは東側以外は急傾斜地となっています。そこに社殿があります。そこからは玄界灘の相島を望むことができます。
神殿・拝殿の周りには四柱の社殿があります。最も東側の社殿横を抜けると、米多比城を守るために作った手掘りの窪地があり、そこで登ってくる敵に備えていたようです。その先にも数か所応戦するための窪地があります。
春・秋の祭りは、「七ヶ神社」の一社である薦野、天降神社で、神事を執り行います。祇園祭の時には、木梨宮司の須賀神社での神事の後、直会を上米多比公民館で行います、その時は、須賀神社境内に「萱の輪」があり、八の字に回って災厄を祓い、無病息災を願います。また、祇園祭りでは、幸運を射止める縁起物として竹で作った弓矢、色紙で作った御幣を飾った榊を準備し、氏子はそれを持ち帰り神棚に備えます。